内定学生の就活日記2018【1】「銀行に内定! 弁護士の夢を諦め、コンサル・商社志望だったが…」

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内定学生の就活日記2018【1】「銀行に内定! 弁護士の夢を諦め、コンサル・商社志望だったが…」

 多くの学生が初めて体験する就職活動。参考になるのが先輩たちの活動体験談です。2018年入社の内定(内々定)を獲得した学生に、就活スタートから内定までの道のりを日記風に振り返ってもらいました。

 長期にわたる就活ではやる気(モチベーション)が上がったり、下がったりなどさまざまなことがあったようです。どのように乗り越えて、どう進めればいいのか。これから就活に取り組む学生にとっては、参考になるヒントがたくさんあるはずです。

 では第1回、銀行に内定したK.Mさん(私立大学・文系、男性)の日記を見てみましょう!

【K.Mさんの就活データ】

●志望業界
◎就活当初:コンサルタント、商社
◎入社予定:銀行

●インターンシップ参加:5社
●エントリー:20社
●セミナー・説明会参加:25社
●エントリーシート・履歴書提出:20社
●OB・OG訪問:50人
●筆記・Web試験受検:10社
●面接:15社
●内定(内々定):7社(銀行、商社、コンサルタント、メーカー、IT)

■大学3年6~7月「将来の夢は弁護士。就活へのやる気は0」

 就活へのやる気は「0(全くやる気なし)」。というのも、卒業後は弁護士になろうと、司法試験突破のために大学入学直後から学内の勉強会に入会。朝8時から夜11時まで、1日10時間以上の勉強を続けてきた。

 生活の中心は試験勉強で、その合間に授業やゼミなどに出席。高校時代から弁護士になることを目指して、今の学部・学科を選んだ。この時期は民間企業への就職はそこまで考えていなかった。

 ただ、「このまま勉強を続けていってもいいのかな……」という思いが芽生えたのも事実。「マイナビ」「リクナビ」など就職情報サイトがオープンとなり、一応、会員登録はしておいた。

■8月「将来について一番悩んだ時期」

 将来について一番悩んだ時期。社会人としてやりたいことを考えると、弁護士の業務は少し違うのではないか。自分は法律だけを扱うのではなく、もっと幅広く企業と接していけるような職業に就きたい。

 なかなか結論が出ないのだが、ずっと悩んでいても就活に不利になっていく。また、悩んでいると勉強にも身が入らない。早く決めたくて、親や教授などにも相談した。

 その結果、弁護士をすっぱり諦めて、民間企業への就職を決めた。ずっと勉強をしてきたので、少し悔いはあったが……。

 夏休みのインターンシップは、応募締め切りが過ぎていた。秋・冬に参加することとし、まずはエントリーシート(ES)対策から取りかかろう!

 就活サイトで先輩が書いたESを20~30通ぐらい見て、書き方のパターンをつかむ。それを基に自分のエピソードを型にはめて書いてみて、キャリアセンターの職員や先輩に添削してもらった。

 多くの企業で問われる「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」「自分の強みを生かして何かを成し遂げた経験」「将来の夢」など5、6質問は、9月までに完璧に仕上げることが目標。一度作ってしまえば、あとはそれを使い回せばいい。書いては添削してもらい、修正して、添削してもらうの繰り返し。

 この頃に興味のあった業界は、コンサルタントと総合商社。自分は弁護士のように誰かにアドバイスをすることが好きな性格。コンサルであれば広い視点から企業にアドバイスできる。また、両親が自営業であることの影響なのか、「良いものを世の中に広める」ということにも興味があり、一番近いのは商社だろう。

■9月「商社内定の先輩からOB訪問を勧められる」

 OB訪問を始めた。大学のキャリアセンター主催の商社に内定した先輩との交流会に参加。「商社の就活はどう進めたらいいか?」と質問すると、「OB・OG訪問が大事。早期に動き出したほうがいい」とのアドバイス。

 コンサルの選考対策も開始。コンサル志望者向けの就活支援会社が行うグループディスカッション(GD)対策、ケーススタディー対策などに参加。評価されるポイントを一通り頭に入れた。フェルミ推定に関する書籍も購入。

■10月「インターンへの応募、コンサルの選考対策に忙しい」

 生活の忙しさと就活へのやる気が、いずれも最高の「10」。インターンシップへの応募やES対策に忙しい。また、毎日のように就活支援会社のコンサル対策の練習会に行き、GDやケーススタディー対策の“壁打ち”を繰り返す。

 「GMAT」などコンサル特有の筆記試験対策を始めたのもこの頃。書籍を購入して、対策を進める。コンサルは選考時期が早いので、早く仕上げないと!

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