留学生の就職活動【6】大学の就職支援 明治大学(2)

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留学生の就職活動【6】大学の就職支援 明治大学(2)

 政府の「留学生30万人計画」などを背景に、海外から日本の大学などへ留学する外国人が増加しており、卒業後は日本で働きたいと希望する留学生も多数います。そんな外国人留学生は、どのように就職活動に取り組んでいるのでしょうか。識者へのインタビューや大学の就職支援の実例を紹介します。

 今回は、明治大学の就職支援の取り組みについて2回に分けて紹介する第2回です。お話しいただいたのは、就職キャリア支援部の高賢さんと国際連携部の菅野隆行さんです。

※明治大学の第1回はこちら

総合職の意味の理解が難しい

――採用選考や日本で働くことに対して、留学生はどのような不安などを持っていますか?

 総合職の意味を理解するのが難しいようです。どこの部署にも配属される可能性があることや、どの地域で働くのか分からないことに不安を持っています。

 ある留学生からは、「企業の人事から『日本で数年間働いて、日本企業の働き方や価値観などを身に付けたら海外に行って、現地社員との橋渡し役になってほしい』と言われたが、日本で何年働いたら海外に行けるのか?」といった相談を受けたことがあります。

 また「自分の何をアピールしたらいいのか分からない」という相談もあります。「○○のスキルがあるので、入社して△△の仕事をしていきたい」というアピールが、はたして採用選考で評価につながるのかということです。

 特に大学院生はキャリア志向が強く、自分が大学院で学んだ知識を使って働きたい、職種でスキルアップ・能力アップしていきたいという意識が強いです。例えば「大学院でマーケティングを学んだ。どこの企業に入社すれば、マーケティング業務に携わることができるのか?」といった質問は受けますね。ただし、日系企業の新卒採用の場合、専門職採用はほとんどなく、職種選びの部分で戸惑いなどを感じているという気がします。

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