企業は学生に何を望む? 採用で重視される「イメージ」を調査

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企業は学生に何を望む? 採用で重視される「イメージ」を調査

 新卒採用時に、学生に対して「どのようなイメージ」を期待するか? 日本経済新聞社と日経HRは、全上場企業(2016年2月現在)の人事担当者に対し、重視するイメージ項目を聞きました。企業のニーズを知ることで、就職活動や、入社先で求められる人材になるためのヒントをつかみましょう。
※2016年6月8日発売の『日経キャリアマガジン特別編集 価値ある大学2017年版 就職力ランキング』の記事(一部再構成)を紹介します。

「教養」「個性」より大事なのは…


 上場企業3624社に対し、さまざまな「学生のイメージ」12項目を示し、「非常に重視している」から「まったく重視していない」までの6段階で回答してもらいました(回答社数は591社)。

 「非常に重視」から「やや重視」までを合計したポイントが一番高かったのは、「主体性がある」(99.0%)でした。「コミュニケーション能力が高い」は0.2ポイント差で2番目に高い結果でしたが、その内訳を見ると、「非常に重視している」と答えた企業が51.6%。全項目で唯一、半数を超えています。

 一方、「あまり重視していない」とやや消極的な評価が集まったのは「高い教養を身に付けている」(25.9%)、「個性がある」(25.7%)、「着眼点がよい」(22.0%)でした。「あまり重視していない」から「まったく重視していない」までの合計でもこの3項目が高く、全体的に企業は型にはまらない個性派というより、他者を尊重しながら意思疎通やリーダーシップを取ることができる、組織内での行動力や対人力を重んじる傾向にあることが分かります。

 回答した人事担当者からは、「大学生活では“失敗”も含め、色々なことにチャレンジする経験を大切にしてほしい」(情報・通信)、「自分の考えに自信を持ちながらも、常に他者の意見を尊重することも意識してほしい」(小売)といった学生へのメッセージが寄せられました。


◆調査概要
◎調査名:企業の人事担当者から見た大学のイメージ調査
◎調査期間:2016年2月26日~3月30日
◎調査対象:2016年2月現在の全上場企業
◎回答社数:591社(調査対象3624社/回答率16.3%)
◎調査主体:日本経済新聞社、日経HR
◎調査協力:日経リサーチ

※「日経キャリアマガジン特別編集 価値ある大学2017年版 就職力ランキング」で詳細な調査結果を掲載しています。人気企業の採用実績がある大学や、就職に強い大学のランキングも特集しているので、ぜひご覧ください。
https://www.nikkeihr.co.jp/value/

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