エントリーは「動画」が主流に? 選考突破できる撮影のコツとは

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エントリーは「動画」が主流に? 選考突破できる撮影のコツとは
リーディングマークの飯田悠司社長

 「あの会社はエントリーシート(ES)ではなく、エントリームービーだったんですよ」「エントリーシートなら書くコツが分かるのですが、動画はどう撮影したらいいのか……」。学生に取材をしていると、こんな声をよく聞きます。確かに、企業への応募においてESではなく、動画を求める企業が少しずつ増えてきているようです。

 ただ、学生の中にはどう対策していいか、戸惑っている人も。そこで、動画選考サイト「レクミー」を運営するリーディングマークの飯田悠司社長に、エントリー動画を撮影するコツなどを聞きました。

スマホで「自己PR」を撮影、自分の雰囲気を伝える

 ――エントリー動画(ムービー)とは?

 学生がスマートフォンを使って自己PRなどを動画で撮影し、企業に送信するというものです。動画を使えば、文字情報であるESでは伝えきれない雰囲気などを企業にアピールすることができます。企業によって質問内容や撮影秒数は様々ですが、「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと」などを1分弱ぐらいで伝えるというケースが多いです。

 ――御社はどのようなサービスを?

 2013年12月に新卒採用ツールとしてサイト「レクミー」をオープンしました。当社と契約を結ぶ企業が、レクミーに登録した学生のデータベース(動画)を見て、選考に呼ぶという使い方に加えて、「ウチの選考を受ける全ての学生に動画エントリーをさせたい」という企業からの依頼もあり、動画エントリーの機能(システム)を提供するというサービスも行っています。

 16年入社の採用では200社強の企業にご利用いただき、17年採用では最終的に300社ぐらいまで増えそうです。複数のテレビ局に使っていただいているほか、商社やプラントエンジニアリングなど企業規模や業界にかたよらず、幅広く使っていただいています。

撮影のコツは「結論を冒頭に」「明るい場所」「ハキハキ」の3つ

 ――学生が撮影するときのコツはありますか?

 当社の採用においてもインターンシップや本選考で、動画でエントリーしてもらっていますが、印象がいい学生は次の3つですね。

 1つ目は、話す内容の結論を冒頭に持ってきて、端的に伝えていることです。例えば、動画共有サイト「ユーチューブ」を見るときを想像してほしいのですが、最初から最後までじっくり見ることは、それほど多くないでしょう。最初から10~20秒ほど見て、面白そうであれば続けて見ることが多いと思います。エントリー動画も同じで、結論を最後にしてダラダラ話していると、そこまで見てもらえない可能性があります。

 2つ目は明るい場所で撮影すること。暗い映像では印象までも暗く見えがちですし、企業の担当者のパソコンの設定が暗かった場合、学生の顔が見ないというケースが多々あるようです。

 3つ目は、相手の目ならぬカメラをしっかり見て、ハキハキとしゃべることです。対面の場合は、話し手の表情によって相手が意図をくんでくれることもありますが、動画はそれが難しく、思っている上にハキハキ話さないと映像からは覇気が伝わってきません。

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