就活生のメントレ!【3】面接の「恐怖スパイラル」に陥らないコツ

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就活生のメントレ!【3】面接の「恐怖スパイラル」に陥らないコツ

 就職活動で感じる不安や焦り、ストレスと上手に付き合っていくためのコツを、メンタルアップマネージャの大野萌子さんに教えてもらいます。第3回は、いわゆる「圧迫面接」への恐怖克服法です。ただでさえ緊張する採用面接。面接担当者に厳しい態度を取られたり、答えにくい質問を投げ掛けられたりした経験があると、ますます苦手意識を持ってしまうはず。そんな時、自分の感情をコントロールする方法を知っておきましょう。

面接担当者の立場になってみよう

 「圧迫面接」という言葉を聞いただけで、心臓がドキドキしてしまう人もいるかもしれません。「圧迫面接」とは、面接の中で行われる下記のようなやり取りのことを言います。

●答えにくい厳しい質問で追い詰める
●何を言っても否定される
●大げさなため息や、あからさまにぞんざいな態度をされる
●大声で一喝される
●面接担当者同士でひそひそ話をされる

 これらは一例で、他にも色々なパターンがあるかと思います。自分をより良く判断してほしい場面でこのような対応をされて、動揺しない就活生はいないでしょう。特に、何も答えられなくなったり、思わず泣いてしまったりした経験がある人にとっては「またあのパニック状態を味わうのは嫌だ」と、恐怖の感情が湧き上がってくるのも無理はありません。しかし、容赦なく面接は続きます。これが原因で、就職活動自体に消極的になってしまうようなことがないようにしたいですね。では、どうすればよいのでしょう。

 まずは、面接担当者の立場を想像してみるのがお勧めです。企業の採用担当者は、「いじめ」をしようと思っているわけではありません(もしそんな企業が存在したら、こちらから願い下げましょう)。面接担当者自身も実は「うまくやれるかな」と緊張しているのです。

 企業は人が欲しい、業務を助けてほしいと思っています。だからこそ、さまざまな角度で相手を知りたいという気持ちがあります。圧迫面接に関しては、「臨機応変な対応ができるか」を試す目的であえて行われることが多く、例えば「お客様からのクレームが来た場合の耐性」などを見られているともよくいわれます。

 しかし実際のところは、社会人であっても、予期しない批判や攻撃にショックを受けずにいる、なんてことは難しいものです。何度も経験を積み重ね、時間を掛けて処世術を身に付けていくのです。そうであるならば、面接担当者が本当に見たいのは……? 答えは、「あなたの本当の顔」です。

 人は、想定外の場面で「素」が出るものです。ですから、とっさに言葉に詰まってしまっても、気にする必要はありません。質問内容などにもよりますが、「少し考えさせてください」といった言葉で、自分の状況を素直に伝えればよいでしょう。面接担当者としては、一度あなたに素になってもらった状態で、やり取りをスタートしたいという意向があるのです。一呼吸置くことで自分自身の気持ちが落ち着きますし、場の空気を緩めるきっかけにもなります。

 また、あまり良いこととは思いませんが、面接担当者によっては極端に意地悪な質問をしてくるケースもあるかもしれません。そういうときには、思い切って質問の意図を確認してみる、という方法もあります。なかなかできないかもしれませんが、覚えておいてください。高圧的な態度を取られても、「ゲームの『敵キャラ』が出てきたぞ」というくらいの気持ちで、冷静に対処できるといいですね。

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