就活生のメントレ!【6】内定ブルーとの向き合い方

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就活生のメントレ!【6】内定ブルーとの向き合い方

 メンタルアップマネージャの大野萌子さんに、就職活動で感じる不安や焦り、ストレスと上手に付き合っていくためのコツを聞いてきた本連載。最終回は、内定を得て既に就活を終えた人、あるいは終えようとしている人に向けた「内定ブルー」を乗り越える方法を紹介します。

負の感情の原因を見つめてみよう

 心身ともに大変だった就活のゴールともいえる内定。喜びと安堵に包まれたのも束の間、本当にこれでよいのかと不安になってしまう「内定ブルー」に陥る人も少なくありません。それを象徴するように、この5年間で、採用予定者数に対する辞退者数の割合は3.4倍にもなっています(リクルートキャリア『就職白書2016』より)。せっかく決まった就職先に対して、負の感情が生まれてしまうのには、いくつかの原因が考えられます。

 まず、「未知のことに対する不安」です。人は、新しいことをするにあたっていつも希望に満ちあふれているわけではありません。人間の防衛本能として、未知の世界に足を踏み入れることへの恐怖と不安の感情が起こるのは、自然なことです。就活の間は無我夢中になっていたけれど、ふと冷静になったときに不安が押し寄せるということもあります。達成したことによる、燃え尽きもあるでしょう。

 それらの気持ちは自分の問題であるのに、「内定が出た企業」への不安と取り違えてしまうことがあるようです。もちろん、具体的に気になることがあれば問い合わせることも必要かと思いますが、漠然とした不安の場合は、気持ちを切り替え残りの学生生活を充実させることに意識を向けていくことをお勧めします。

 未知のことに対する不安は、実際に体験しないと払しょくできません。考えているだけでは、不安はどんどん膨らんでしまうものなのです。「案ずるより産むが易し」。仲間と楽しい時間を過ごすのもよし、社会人になってから活用できそうな資格やスキルを身に付ける時間にしてもよいですね。

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