先輩学生が明かす 内定獲得のコツ10【1】 通信に内定! 面接で「簡潔に答える」は間違い?

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先輩学生が明かす 内定獲得のコツ10【1】 通信に内定! 面接で「簡潔に答える」は間違い?
自己分析は過去の自分の行動を振り返ったり、好きなことや楽しかったこと、憧れの人などをひたすら書き出して、パソコンのソフトに保存。結構大変な作業で、それだけで“やった感”があったのですが……。

 就職活動の進め方には“正解”がないため、多くの学生が「どのように進めればいいのか……」と悩むところ。就活を終えた先輩たちに話を聞くと、それぞれが悩みながらも独自に工夫をして、志望企業から内定を獲得していました。そこで先輩学生に「後輩に伝えたい!」と思う内定獲得のコツを聞きました。
 第1回は、通信に入社予定のT.Nさん(私立大学・文系)です。

【就活データ】

●就活を意識し始めた時期:2015年6月(3年生の6月)
●就活を終えた時期:2016年6月上旬
●エントリー:40社
●セミナー・説明会参加:30社
●エントリーシート・履歴書提出:11社
●OB・OG訪問:4人
●筆記・Web試験受検:10社
●面接:8社
●内定:3社(通信、金融、シンクタンク)

◆コツ1 自分にあった業界・企業が分からなければ、インターン選考を受けよう!

 3年生の初めの頃は、自分の志望業界・企業が分からなかったので、とにかく幅広くインターンシップ選考を受けていました。その結果、多くの企業で落ちてしまったのですが(笑)、落ちたことで志望先を絞るきっかけになりました。

 というのも、落ちた企業は自分自身、会社の雰囲気が合わないと感じたり、企業側もそういった理由で落としたところもあると思います。逆に、選考に受かった企業は何らかの理由があるはずで、それを考えて本選考では自分の強みとして使いました。

 ちょっとでも気になる企業があれば、インターンの選考を受けたほうがいいです。私は1日だけの「1Dayインターン」を除くと、参加したのは夏・秋・冬季で6社程度でした。

◆コツ2 自己分析は過去を書き出すだけではダメ

 自己分析は、最初の頃は市販書籍を使って取り組んでいました。小・中学校、高校、大学時代の自分の行動を振り返ったり、好きなことや楽しかったこと、憧れの人などをひたすら書き出して、パソコンのソフトに保存しました。結構大変な作業で、それだけで“やった感”があったんですね。

 ただ、3年生の2月ぐらいに受けた企業の面接で自己PRを聞かれ、自分が取り組んできた活動や所属団体の説明をしたのですが、選考に落ちてしまったんです。

 そのとき、「なぜダメだったのか?」を振り返ると、活動の説明だけでは不十分で、自分がどのように考えて動いたのか、強み・長所などPRすべきところなどを伝えきれていませんでした。

 また、自己分析だけをひたすらするのはあまり好きではなかったので、自己分析と企業分析を並行して取り組むようにしました。例えば、興味のあるA社、B社、C社の企業分析をして、なぜ興味を持ったのか、面白いと思ったのかなどを自分の行動や考えと照らし合わせて共通項を見つけ、言語化するようにしました。それが自己PRになり、志望動機としても使えました。

◆コツ3 友人に自分の印象を聞いてみる

 自己分析は、友人などに自分の長所・短所などを聞いてみることも大事だと感じました。自分が意図していない長所・短所の発見があったり、励みになったりします。

 自分の第一印象も聞いてみました。面接担当者は初対面であるケースが多いので、第一印象で相手からどう思われるのかを知って、それをうまく使えばいいときもありました。

 私はゼミの仲間に聞くと、ときどき顔が無表情になることがあるそうで、「顔がコワイ」と言われました(笑)。そこで選考では、意識的ににこやかに受け答えすることを心がけていました。

◆コツ4 説明会には行ったほうがいい。就活ノートも忘れずに

 就活生の間では、「説明会には行かなくてもいい」といったことも言われていますが、私は絶対に行ったほうがいいと思います。事業内容を知りたいだけであれば、ホームページを読めば事は足りますが、参加すれば社員の雰囲気を探ったり、社員同士の会話の様子から社風が見えたりします。私は参加した説明会において事業内容をメモするより、社員の学生とのコミュニケーションの仕方などをチェックしていました。

 また、自分なりの「就活ノート」を用意して、必ず持って行きました。説明会のときに感じた「いいなと思うこと」「つまらないと思うこと」「なぜ雰囲気かいいと感じるのか、悪いと感じるのか」などそのときの感覚を言葉にして表記していました。

 面接で志望動機を聞かれた際に、「説明会の雰囲気が良かったから」と答えても、苦笑いされるだけです。雰囲気がいいと感じるのは何か理由があるはずで、それを言語化することが大事です。

 さらにノート大きさは、当初はB5版を使っていましたが、説明会では立ったままメモすることもあり、B5版より一回り小さいA5版のほうが便利だと気づきました。

◆コツ5 業界選びの第一歩は、市販の業界地図を活用

 業界研究の第一歩として活用したのは市販の業界地図。これは1業界を数ページで解説し、業界内の主要企業を紹介している書籍です。

 3日間ほどかけて全業界の状況と今後の動向を読み、面白いと感じた業界には付せんを貼り、それらの業界についてインターンシップの状況を検索したり、説明会に行ったりしました。また、就活ノートに業界の状況をまとめたりしました。

 私は当初、化学業界には全く興味がなかったのですが、業界地図に「炭素繊維がこれから伸びる」といったことが書かれていて、関心が高まりました。「今後伸びるそう」という記述は関心を持つ1つのフックだった気がします。

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