先輩学生が明かす 内定獲得のコツ10【第3回】化学に内定! 企業受けがいいのは「人を巻き込む力」?

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先輩学生が明かす 内定獲得のコツ10【第3回】化学に内定! 企業受けがいいのは「人を巻き込む力」?
役立ちアイテムの1つは就活ノート。企業説明会やOB・OG訪問などで聞いた話をたくさん記入しました

 就職活動の進め方には“正解”がないため、多くの学生が「どのように進めればいいのか……」と悩むところ。就活を終えた先輩たちに話を聞くと、それぞれが悩みながらも独自に工夫をして、志望企業から内定を獲得していました。そこで先輩学生に「後輩に伝えたい!」と思う内定獲得のコツを聞きました。
 第3回は、化学に入社予定のR.Oさん(私立大学・文系、女子)です。

【就活データ】

●就活を意識し始めた時期:2015年6月(3年生の6月)
●就活を終えた時期:2016年5月
●エントリー:25社
●セミナー・説明会参加:15社
●エントリーシート・履歴書提出:20社
●OB・OG訪問:10人
●筆記・Web試験受検:15社
●面接:9社
●内定:4社

◆コツ1 インターンシップに参加しよう! 企業によっては本選考で“優遇”あり

 インターンシップへの参加は、後輩たちにオススメしたいことの1つです。私が冬に参加した化学メーカーは、インターンに参加した学生限定のセミナーがあったり、採用担当者が興味のある部署の社員を紹介してくれたりしました。

 また、企業説明会の予約を優先してくれたりしたため、他の就活生よりは企業理解が深まったと思います。その結果、内定を獲得することができ、入社を決めました。「インターン参加=内定」とはなりませんが、それなりの“優遇”はありました。

 インターンでは他大学の学生と出会えて、同じような業界を目指す就活の仲間ができます。情報交換をして、一緒に頑張ろうという意識を持てました。

◆コツ2 自己分析は大学時代の取り組みを振り返って、「なんで?」を繰り返す

 就活当初は、自己分析をどのように進めたらいいのか分かりませんでした。あるときOBから勧められたのが、自分の取り組みに対して「なんで?」を繰り返していく方法です。

 「なんでこの部活に入ったのか?」「なんでそのように取り組んだのか?」「なんで頑張れたのか?」……。「なんで?」と繰り返していくと、頭が整理されて、「自分はこういうことが頑張れる人なんだ」と見えてきました。

 自己分析をするとき、幼い頃の取り組みから振り返る学生も周囲にはいましたが、私は小さい頃のことはそれほど覚えておらず、振り返ったのは大学時代のことが中心でした。そのほうが明確に覚えていますし、自分らしい言葉で他人に説明しやすそうと感じたからです。

 自己分析は、秋頃から取り組んで、冬のインターンシップの応募時期である12月頃までには終えました。この時期に取り組んで、ちょうどよかったと思っています。

◆コツ3 「あなたにとって仕事とは?」と聞かれたら……

 エントリーシート(ES)において「あなたにとって仕事とは?」という設問がありました。仕事といってもアルバイト経験しかなく、「どう書けばいいのだろう……」と結構悩みました。

 あるとき、「仕事」を「部活の仕事」に置き換えたらどうだろうかとひらめき、結果的にうまくいきました。部活では運営の幹部(主務)を務めていたため、「なんでこの仕事をやるのか」「どんな気持ちで取り組んできたか」などを考えると、部員が喜んでくれるからという思いがあったことが浮かび上がってきました。それをまとめて、回答としました。

◆コツ4 企業受けがいいのは「人を巻き込む力」?

 「学生時代に力を入れたこと」の1つとして、所属部活の主務としてOB・OGや企業から協賛を募った取り組みを企業に伝えていました。

 伝える内容は、自分1人で取り組んだことや周囲と協力して取り組んだことなど様々あり、企業によって変えていました。今振り返ってみると何となくですが、企業受けが良かったのは、周囲と協力して取り組んだことのほうだった気がします。

 協賛を得るために、自分1人でOB・OGや企業を回った経験より、自分が主体となって、同期や後輩に呼びかけてホームページで発信して……、といった活動です。

 これは、どちらの内容がいいという“正解”はないのでしょうが、会社は組織(チーム)で仕事をしていくことも多いため、人を巻き込む力は求められるのではないかと私は思っています。

◆コツ5 面談=面接? 会場で名札をつけたら要注意!

 本選考の面接は6月からというのが“決まり”でしたが、リクルーター面談はもっと早くから始まっていましたし、エントリーした後は「面談」「質問会」「社員懇談会」などと称して企業から呼び出されることも多々ありました。

 リクルーターから連絡があったら、「面接だろうな」と覚悟して行けます。ただ、面談や質問会、懇談会はもっとカジュアルなものと考えて出かけて行ったのですが、実は「面接」だったということがたくさんありました。就活当初は「面談=面接」と分かっていませんでした(笑)。

 面談は、事前に準備していくことが必要です。特に、3月以降にES通過者だけが呼び出される場合は、ある程度、企業から評価されると思って臨んだほうがいいです。

 また、社員を囲んだ質問会などの会場で、学生が名札をつけるように言われたら、これも選考につながっていると考えたほうがよさそうです。企業が学生の質問内容をチェックしているのではないかと何度も思いました。

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