こうして就活を乗り切った!【1】 部活動との両立

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こうして就活を乗り切った!【1】 部活動との両立

 「早い時期からインターンに参加して、いろんな業界を見て、企業研究やOB訪問を重ねて……」そういった、就活成功のためのセオリーも正攻法も分かっているけれど、部活動や研究室など、様々な事情から実践できない…!そんな就活生の皆さんを応援するべく、この連載では様々な“ハンデ”を抱えていた先輩の経験談から、就活を成功させるためのヒントを紹介していきます。

 第1回目は「体育会の部活動との両立」。
 テニス部の活動と就活を両立させたシオリさん(仮名)に、就職活動を振り返ってもらいました。

★シオリさんの就活プロフィール

●国立大学、女子、4年生
●就活時期:3年生3月~4年生6月
●志望業界:金融
●入社予定:金融
●インターンシップ参加社数:0社
●エントリーシート提出社数:約20社
●OB・OG訪問人数:約10人
●面接:約10社
●内定:3社

★体育会女子テニス部
…およそ週5日の活動(平日3日+土日に試合、練習など)。伝統的に“就活のために練習や試合を休む”という空気はなく、むしろ“部活を休むのは申し訳ない”という雰囲気のバリバリ体育会系。先輩たちもみなそうしてきたので、シオリさんも迷うことなく部活と就活を両立させる道を歩むことに。

●“部活と就活”を乗り切るコツ●

・大変だけど説明会はたくさん参加しよう。スタートダッシュが終了時期にも影響する。
・“本命”でなくても、早い時期に選考する企業を受けて面接慣れを。
・部活と就活、どちらを優先するか、自分なりの基準を作ろう。
・OB・OGとのつながりや、「体育会」のポジティブなイメージなどは存分に利用して。

忙しかった3月 本命で力を出し切れるよう戦略的にスケジュールを

――まずは時系列に沿って、就活を振り返ってください。
 就活を始めたのは3年生の3月、企業の広報活動開始と同時期です。
 思い返すと、この出だしの時期(3月)が、スケジュール面で一番きつかったです。大体、部活がある日の一日の流れは

10時(朝イチの回)企業説明会・セミナー

12時半~18時 部活(練習)

19時以降、学内セミナーまたはOB訪問

という感じです。午後から学校で練習をするためには、午前中の説明会は1社が限界。この時期は志望業界もしぼれていなかったので、色々広く見たいと思っていましたし、毎日目まぐるしくどこかに足を運んでいました。

 ただ、大変でしたけど、説明会にたくさん行ったのはよかったな、と。というのも、就活が長引いてしまった人は、この時期にあまり説明会に参加せず、スタートが出遅れてしまっていたからです。

 幸いというべきか、日が沈んだらテニスはできないので、夜を就活関係のことをする時間に当てていました。ESもよく夜中に書いていたなあ。
 業界はなかなか決めきれず、大学のキャリアセンターにも相談に行きましたが、「いろいろな業種と関わりたい」という思いから、金融業界を目指すことに。

――4月に入ると、授業も始まりますよね?
 はい。でも、就活と部活でいっぱいで、全然行けなかったです。とりあえず履修登録だけして、期末に試験だけ受けにいけたらいいな、という状態。部活仲間はみんなそういう感じでした。

 実際に選考(面接)が入りだしたのは、4月下旬ごろから。5月中~下旬はその結果も出始めて、持ち駒を数えて暗い気分になったことも……。

 ただ、今から思うとこの時期に面接をしたことも、就活を早く終わらせることができた要因の一つ。私の場合は金融業界のなかでも志望企業の選考時期がばらけていて、早い時期に面接の実践ができました。後輩の皆さんも、就活を早く終わらせて部活に集中したいのであれば、業界や志望度にこだわらず選考を受けて、面接の場慣れをすることが大切だと思います。「(選考解禁日の)6月1日にいよいよ初めて面接、緊張する~!」となってしまうと、やっぱり力が出し切れなくて、就活を終えるのも遅くなってしまうと思うので。本命企業で力を出し切れるよう、ぜひ選考スケジュールという面からも戦略を練ってください。

 そうしたこともあって6月1日に本命企業から内定をいただけて、就活終了! その後は引退まで、部活三昧の生活をすることができました。

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