就活Q&A~先輩たちの悩み相談から~【10】

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就活Q&ampA~先輩たちの悩み相談から~【10】

 就職活動に不安や疑問などを持っている人は少なくないはず。毎年、編集部には就活生から多くの相談が寄せられます。そこで、先輩たちから寄せられた質問の中から、これから就活をするときに参考になる質問と回答を、時期に合わせて紹介していきます。悩んだりしたときなどには参考にしてみてください。

 第10回は3つの悩み相談と回答を紹介します。質問内容は「内定は志望度が高くない1社のみ。いつまで就活を継続すべき?」「TOEICの点数が低いとマイナスイメージになる?」「インターンシップ参加後のまとめ方」です。

【企業選び】内定は志望度が高くない1社のみ。いつまで就活を継続すべき?

〔学生からの質問〕
 6月に1社から内定をいただいているのですが、正直、志望度はそこまで高くありません。そのため就活を続けています。

 しかし、7月となり、1つ下の学年のインターンシップが始まり、まだ就活を続けていいのか不安になっています。内定先には、6月の時点では就活を続けていくことは伝えてあるのですが、そろそろすっぱりと諦めて、内定先に就職を決めたほうがいいでしょうか? 今後いつまで就活を続けていくべきか不安になっています。

〔編集部の回答〕
 すでに内定を1社お持ちのようですが、あなたにとっては志望度が高くないとのこと。現在も就活を継続されているという状況ですね。

 ご質問いただいた「いつまで就活を継続すべきか」についてですが、あなたが悔いのない、納得のいく形で就活を終えるために、あなたの可能性を求めて就活を継続されたらいかがですか。時間の制約を自ら決めて活動をストップすることは、後々になって悔いが残るのではないでしょうか。

 これからは秋採用もあるでしょうし、チャンスは大いにあるはずです。先輩たちも夏以降、そして10月以降も内定を持ちながら活動を継続していました。ベストを尽くされることを願っております。ただし、内定企業の内定式には出席しておいてください。

【資格】TOEICの点数が低いとマイナスイメージになる?

〔学生からの質問〕
 選考中の企業から「TOEICの成績証明書をお持ちの方は持参してください」という指示がありました。しかし、私はTOEICを受検したことはあるものの、420点ほどしか取ることができませんでした。このような場合は未受験ということにして、「次回の受検に向けて勉強しています」と伝えたほうがいいでしょうか?

 ちなみに、その企業はグローバル化を進めているメーカーです。私自身は、昨年の夏に1カ月ほど海外へ短期留学に行き、エントリーシートにはそのエピソードも載せています。

 私は嘘をつかずに企業に点数を出したほうが好感を持たれるかと思ったのですが、キャリアセンターの方に相談したところ、「受けてないと言ったほうがいい」とのアドバイスをされたため、迷っています。低い点数ですと、マイナスの印象を受けるのでしょうか?

〔編集部の回答〕
 ご質問のTOEICの点数についてですが、低い点数の場合、マイナスのイメージを持たれる可能性はあります。TOEICのホームページを見ると、企業が「新入社員に期待するスコア」は「465点~670点」とあります。一般的には420点程度ですと、あまり英語力がないことをアピールすることにもなりかねません。もちろん、英語力だけで採用が決まるわけではありませんが、グローバル化を進めているような企業でしたら、英語力は評価の一つになるかもしれません。

 あなたは1カ月間の短期留学の経験をアピールしているのですよね。海外とのビジネスにおいては、相手国の慣習や嗜好などを理解すること、これらの文化の違いについて柔軟な発想で課題を解決する力が必要となります。むしろ英語力よりも必要なことです。

 留学の経験から、異文化や異なる価値観の中でコミュニケーションを図ったこと(英語力だけではなく相手の意見を理解する、自分の意見を的確に伝える)などを企業に伝えることに力を入れてみてはいかがでしょうか。

【業界・企業研究】インターンシップ参加後のまとめ方

〔学生からの質問〕
 1Dayインターンシップの参加後のまとめ方について教えてください。インターンシップに参加してみて「感じたこと」「やりたいと思ったこと」「自分の経験と重ねあわせて、選考で強みになりそうだと思ったこと」などについて、現段階ではただ漠然と就活ノートに書いていますが、全く活用できていません。どんな着目点や項目で、業界・企業研究をしたらいいですか。

〔編集部の回答〕
 インターンシップに参加して、どのような視点でまとめたらよいのか、についてのご質問ですね。まずは、あなたの職業設計を描いておく必要があります。それから「こんな会社だったら行きたい・行きたくない」という条件や軸を、おぼろげながらでも構いませんから想定しておくと、インターンシップに参加する目的がはっきりしてきます。

 1Dayインターンシップへの取り組み方、まとめ方はその内容にもよりますが、
(1)単なる会社説明会だった場合は、事前に見たホームページ情報からイメージしていた内容について、具体的な説明、スピーカーが何度も繰り返しながら強調した事柄の理解を深める機会にしてください。

(2)グループワークだった場合は、ある程度評価されると受け止めて、悔いのない行動を取るように心がけてください。したがって、企業理解には直接つながらないかもしれません。強いて言えば、コーディネーター役の社員を通して体感できるものがあれば、それをまとめておきましょう。

(3)社員との懇談だった場合は、会話を通して社員の雰囲気、モチベーションが高いかどうか、自分の仕事にプライドを持っているかどうか、社員としてのプライドはどうかなどから、企業文化や企業風土などの理解に役立つはずです。さらに、あなたが関心のある項目について質問する機会が出てくるでしょう。

 インターンシップに参加すると企業の理解が深まると同時に、「この会社で働きたい」と感じる魅力をつかんだら、それが志望動機につながりますね。

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