「テストセンター」対策、ここがポイント!【2】

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「テストセンター」対策、ここがポイント!【2】

 就職試験で避けては通れない「筆記試験・適性検査」。現在は、「テストセンター」と呼ばれる会場で受けるテストが主流となっており、就活中に間違いなく1度は受検するといっても過言ではありません。本連載では、テストセンター試験の実施の背景や特徴、出題される問題の再現問題のほか、テストセンター突破の攻略法などを紹介していきます。

試験結果が使いまわしできる

 今回は、就職試験で実施されることの多い「SPI」のテストセンター型試験の特徴や注意事項について紹介します。

 テストセンターの大きな特徴に、試験結果(スコア)を複数の企業で使いまわしできる、という点があります。大学入試の際の「大学入試センター試験」に似ており、センター試験は結果を、いろんな大学で使えたと思います。それと同様に、テストセンターも1度受ければ、何度も受検する必要はないのです。

 もちろん、何度でも受けることもできます。企業ごとに、受検をしなおすか、データを使いまわすかを選べるのです。試験結果は、後から受検すれば上書きされます。初めのうちはあまり良いスコアが期待できないので、複数回受検してみて、手ごたえのあったときのスコアを使いまわすようにするのがよいでしょう。

テストの「出来・不出来」をどう判断するか?

 それでは、どの程度なら手ごたえがあり、満足のいく結果といえるのか? 

 試験結果は、自分では分かりませんので、判断が難しいところです。また、ペーパーテストと異なり、テストセンターで出題される問題内容、問題数は人によって異なります。そのため、何割くらいできればよいか、という目安も立てにくくなっています。

 ただ、これまでテストセンターを受検した先輩たちによると、出来の良かったテストは以下のような「傾向」があるようです。

■比較的問題数が少なく、短時間で終了した。
■非言語問題で「計算系」の問題は少なく、「推論系」の問題が、早い段階から多く出題された。

 このほかにも、インターネット上ではさまざまな推測が飛び交っていますが、実際のところは分かりません。

 なお、判断材料として、そのスコアで「実際に企業に通過できたかどうか」というのも一つです。冷やかし応募は推奨できることではありませんが、本命企業にスコアを送信する前に、別の企業に送信して通過できるかどうかを確認するというのも、就活でのテクニックです。

テストセンターを事前に知っておきましょう

 テストセンターでは、事前知識があるかどうかで、点数に差がつきます。例えば、「画面の見方」。テストセンターのパソコンの画面には、制限時間や回答状況が表示されますが、事前知識がないと戸惑うと思います。あらかじめ、対策本などで予習しておきましょう。

 また、1つの画面には、<タブの切り替え方式>で複数の問題が表示されることもありますので、うっかり見落とさないようにしてください。

問題はすべて回答する

 テストセンターでは、問題ごとに制限時間が設定されています。画面には、メーターで制限時間が減っていく様子が表示されるため、とても焦るはずです。

 ですから、まったく歯が立たないような問題はさっさと諦めて、別の問題に挑戦するという判断も必要です。その際、適当でも良いので必ず回答しましょう。制限時間が来ると、勝手に問題が進んでしまいます。テストセンターでは、不正解の割合である「誤謬率(ごびゅうりつ)」は測定されていないので、当てずっぽうでも回答すれば正解となる可能性もあるのです。

 テストセンター受検後は、企業にテストセンターの結果を送信することになります。一度送信すると、取り消すことはできませんので、結果を送信する際は、慎重にしてください。

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