「テストセンター」対策、ここがポイント!【3】

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「テストセンター」対策、ここがポイント!【3】

 就職試験で避けては通れない「筆記試験・適性検査」。現在は、「テストセンター」と呼ばれる会場で受けるテストが主流となっており、就活中に間違いなく1度は受検するといっても過言ではありません。本連載では、テストセンター試験の実施の背景や特徴、出題される問題の再現問題のほか、テストセンター突破の攻略法などを紹介していきます。

SPIのテストセンターでは何が出題される?

 SPIのテストセンターは、大きく「能力適性検査」と「性格適性検査」に分かれます。「能力適性検査」は、さらに「言語問題」と「非言語問題」の2つに分かれます。「言語問題」は語彙力や長文読解力などを測るもので、「非言語問題」は計算力や論理的思考力などを測るものです。

 出題される問題の形式(種類)のほとんどは、ペーパーテスト型やWebテスト型のものと同じですが、テストセンター独自の形式もあります。

 次回以降で、再現問題や早解きのテクニックを紹介しますが、事前の対策なしで挑むのはリスクが高いでしょう。学力に自信があっても、パソコン画面の見方や操作に戸惑って失敗したという先輩も多いです。

 なお、「言語問題」と「非言語問題」のほかに、オプション科目として「英語」や「構造的把握力検査」が出題されることもあります。

性格適性検査が実は重要

 「性格適性検査」は、文字通り性格や職業適性をチェックするものです。性格適性検査は、テストセンターの会場ではなく、自宅のパソコンやスマートフォンで受検します。 

 性格検査は問題数が多く回答が面倒に感じるかも知れませんが、慎重に回答してください。性格適性検査の結果を、能力適性検査より重視している企業も多いようです。能力適性検査でボーダーライン上に多数の学生がいる場合は、性格検査の結果が参考にされることもあります。

 性格検査の結果は、面接での資料にも使われます。企業向けの結果レポートには、スコアや順位だけでなく「どのような質問をするべきか」といった面接のアドバイスが記載されています。例えば、

【協調性に欠く傾向にあります】
(学生への質問例)
「学生生活で、チームで活動した取り組みを挙げてください。そこで、どのような役割を果たしましたか」

といったイメージです。初期選考での面接は、人事担当者ではなく、まったく別の仕事をしている人が行うこともあります。面接に不慣れなこともあり、こういったレポートを参考に質問を投げかけるのです。また、将来の配属先の選定に使われることもあるようですので、慎重に回答するようにしましょう。

 なお、性格検査には攻略法といったものはありませんが、仮に「営業職」を志望したとして、「一人でいるほうが好き」「人前で話すのが苦手だ」「知らない人と会うことは憂鬱だ」といった質問に、どう答えれば良いかは想像ができますよね。嘘を回答すべきではありませんが、どういう答えが求められるか、考えながら回答する姿勢は必要といえるでしょう。

ナビサイトと連動している

 SPIのテストセンターを実施しているのは、リクナビの運営元であるリクルートキャリア社です。そのため、リクナビで応募する企業に関しては、テストセンターが実施される可能性があります。

 また、「C-GAB(「玉手箱」というWebテストのテストセンター型試験)」を実施しているのは、日本エス・エイチ・エルという会社です。同社の筆頭株主は、なんとマイナビです。そのため、マイナビで応募する企業に関しては、「玉手箱」や「C-GAB」が実施される可能性があります。

 ただ、リクナビ、マイナビの両方で応募をかけている企業もありますし、他の就職情報サイトや自社サイトでエントリーをさせる企業もあります。どんなテストが実施されるのか、企業の採用担当者やその企業を受検した先輩に聞いてみたりして情報を集め、対策に取り組みましょう。

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