ワークライフバランスを叶える働き方とは マインド編

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ワークライフバランスを叶える働き方とは マインド編

 少子高齢化により労働力人口が減少している日本。その処方箋の一つとして期待されているのが「ワークライフバランス」と「女性の活躍」です。時代の転換期において、どのような働き方を選択し、デザインしていくことがベターな人生を歩むことになるのか。これからの時代の働き方、組織人としてキャリア形成をどのように考えていったらよいのかをお伝えします。
(キャリアコンサルタント・小倉 環)

ワークライフバランスはバランスを取ることではない

 政府が「働き方改革」を掲げるようになったことから、ワークライフバランスという言葉を知っている人も多いと思います。

 しかしその言葉の意味を「仕事50%、生活50%」と勘違いしている人も多く、「ワークライフバランス」の本質を本当に理解している人はまだまだ少ないという印象です。

 ワークライフバランスの本質は「ワークライフシナジー」であり、職場にいる以外の時間(ライフ)を充実させることで、仕事の成果を高めていくという考え方。いわば職場ではできるだけ残業せずに成果を出し、それ以外は成果を出すための自己研鑽、健康管理、家族や知人との関係を豊かにするための時間と、人生や働くことの目的を明確にした時間の使い方を言っているのです。

 またワークライフバランスが実現できる社会とは男性は仕事、女性は家庭といった旧来の伝統的な性的役割分担をせず、「働きたい人が働き続けられる社会」のことです。

 日本はいまだ女性が出産を機に6割が離職すると言われていますが、その背景には企業の長時間労働の慣習や、首都圏では子どもを預ける保育園が確保できないといった待機児童の問題など、様々な社会的課題があります。しかし一方でそのような壁を乗り越えて、働き続けている女性もいます。この違いにはどのような理由があるのでしょうか?

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