「日経HR Labo 就活ゼミ生」講座より【9】 グループディスカッション5つの対策ポイント

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「日経HR Labo 就活ゼミ生」講座より【9】 グループディスカッション5つの対策ポイント

 「日経HR Labo」は2018年入社を目指す大学3年生、修士1年生を対象に就活支援講座を開催しています。ここでは「グループディスカッション(GD)演習講座」の内容の一部を抜粋し、5つのポイントにまとめました。この5つを意識して、これからの選考に臨んでください。講師は「日経HR Labo」就活アドバイザーの小室晃氏です。

Point1 「選考でなぜGDが行われるか?」を理解すれば、どのように臨めばいいか分かる!

 エントリーシート(ES)や面接など採用選考には必ず企業の意図があります。意図を理解せずにやみ雲に選考を受けても、通過することはなかなか難しいでしょう。

 グループディスカッション(GD)を行う理由(意図)は、「グループ(チーム)の中で自分の意見をどのように主張できるか、相手の意見をどのように受け入れられるか」を見るためです。仕事は複数人で協力して取り組むことも多いため、グループの中でどのような振る舞いをするかは、個人面接や集団面接ではなかなか見抜けない部分です。

 また、GDは多くの学生を一斉に選考します。学生を相対的に比較できることもGDを行う理由の1つといえるでしょう。

 GDにおいて大事なのは、「自分1人だけ受かろうとは思わず、グループ全体で受かるという気持ちで、メンバーと協力して進める」ということです。グループの足を引っ張ったり、自分だけ目立とうとしたりすることは避けたほうがいいです。グループのメンバーは“敵”ではなく、“仲間”であるという気持ちを忘れずに臨んでください。

Point2 GDの進め方 役割やタイムスケジュールを決めて、限られた時間を効率よく使おう!

●自己紹介をする
 同じグループのメンバーの名前が分からなければ、最初に自己紹介をしましょう。ディスカッションを進めていく中で、「○○さんの意見は~」と名前を言うようにすると、お互いの関係が良くなります。

●役割を決める
 GDに与えられた時間を効率よく使うには、「進行役(司会)」「書記」「タイムキーパー」の役割を決めたほうがいいでしょう。書記を決めれば、話し合いの内容をグループ全員が書く必要がなくなり、時間が短縮でき、お互いに目を合わせて会話ができるようになります。

●タイムスケジュールを決める
 GDは時間制限があり、最終的にグループの結論を発表することを求められることもあります。スケジュールを決めずにただ意見を出し合っても、まとまらないことも多いです。タイムスケジュール決めれば、グループの意見をまとめる時間をとれるので、中途半端な内容を発表するといったことが避けられます。

 タイムスケジュールは出題テーマやメンバーの人数などによって異なりますが、一例として下記を目安にしてください。
☆GDが25分間の場合
1)グループメンバーの自己紹介、役割決め(2分)
2)論点の確認、定義づけ(5分)
3)個人で意見をまとめる(3分)
4)ディスカッション(10分)
5)まとめ(5分)

●メンバーの意識を1つにするため、論点の確認、定義づけをする
 議論に入る前にテーマの論点を確認して、メンバーの意識を1つに共通化させておきましょう。言葉の定義や前提条件の確認も行います。これをやらないとメンバーそれぞれが異なった認識で意見を出し合うことになってしまい、少ない時間の中では話がまとまりません。

 例えば、「△△の商品の売り上げを増やす方策を考える」といったテーマが出題された場合は、「『増やす』とはどの程度増やすのか?」「増やすためにどこの市場を狙うのか? 国内なのか? 海外なのか? 両方なのか?」などです。

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