日本企業で働くために知っておきたい5つのポイント ~自分に合う企業タイプは? 入社後に必要なこと~

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日本企業で働くために知っておきたい5つのポイント ~自分に合う企業タイプは? 入社後に必要なこと~

 日本企業の特徴を知っていますか? 日本で就職を目指すのであれば特徴を知り、自分に合った企業タイプの選び方や入社後の働き方を理解しておきましょう。企業向けコンサルティングを手掛けるグローバル人材戦略研究所の小平達也さんに、押さえておきたいポイントを解説していただきました。本コンテンツは日本で就職を目指す外国人学生に向けて書かれた内容ですが、日本人学生にとっても役立つはずです。

Point1 「日本企業」といってもさまざま。自分に合うタイプは?

 一口に「日本企業」といってもさまざまあり、業態や社歴などから大きく4つに分類できます(上図参考)。

【第1分類】伝統型製造業。長い歴史を持つ自動車や電機メーカーなど。
【第2分類】伝統型サービス業。銀行や商社など。
【第3分類】新興型製造業。研究開発に特化したバイオベンチャーなど。
【第4分類】新興型サービス業。ITベンチャーや人材ビジネス、広告など。※外資系企業はこの第4分類に近い。

 第1分類と第4分類はいずれも日本企業でありながら、全く違う企業構造を持っています。日本で働くのであれば、「自分はどの分類(タイプ)の企業で働きたいか」「どの企業なら自分がイメージする働き方に合うのか」を考えておくことが大事です。

 例えば、(実力主義の)投資コンサルタントに合いそうな人が、(ゆるやかなキャリアパスの)電機メーカーに入社してもミスマッチが起こってしまうでしょう。企業のタイプと自分が目指す働き方を知って、志望企業を決めてください。

【まとめ】
企業のタイプと自分の目指す働き方を知り、志望先を決める。

Point2 入社後の働き方 自分が成長するためには上司とのコミュニケーションが大事

 自分が成長するためには、直属の上司とのコミュニケーションが大事です。多くの人材育成の部分を上司が担うため、適切なコミュニケーションをとれないと、せっかくの日本企業の良さである人材育成制度をうまく活用することができないからです。採用選考において、コミュニケーション能力や最低限の日本語能力が求められるのは、こういった理由があるのです。

【まとめ】
直属の上司とコミュニケーションがとれないと人材育成制度をうまく活用できない。

Point3 入社後の働き方 「報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)」はビジネスの基本

 上司に仕事の状況などを伝える「報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)」は、日本ではビジネスの基本として浸透しています。アジア・欧米の企業では、部下に任せた仕事に上司が頻繁に口出しすることは「できない上司」と考える傾向があり、マイクロマネジメントとして嫌われます。

 しかし、これは「Process oriented(プロセス主義)」と「Result oriented(結果主義)」の違いにすぎず、どちらが良い・悪いということではありません。日本企業は、品質管理やビジネス・クオリティーを高めるためにプロセスを大事にしており、ホウ・レン・ソウはプロセスコントロールの一環なのです。

【まとめ】
日本の企業はプロセスを大事にするため、「ホウ・レン・ソウ」を求める。

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