外国人学生の採用事情 ~ベトナム・ハノイで就職フォーラム開催~

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外国人学生の採用事情 ~ベトナム・ハノイで就職フォーラム開催~
企業説明会に参加するベトナムの学生

 社員のグローバル化やダイバーシティー推進を目的に、外国籍の社員を採用する企業は増えており、新卒採用においても外国人留学生を対象に選考を行う企業が増加しています。面接会場で横に座った学生が外国籍の学生だったということも今では珍しくありません。最近では、海外の大学にいる学生を対象にした現地開催の就職イベントも行われるようになっています。

 2016年1月30日、31日の2日間、ベトナムのハノイでは「NIKKEI ASIAN RECRUITING FORUM in HANOI」(主催/日経HR、共催/PASONA TECH VIETNAM、協力/国際交流基金ベトナム日本文化交流センター、ASEAN食産業人材育成協会)が開催されました。フォーラムには日本企業11社が参加し、そのうちの3社が日本国内での採用活動と同じく、本社採用の新卒学生を募集しました。今回はフォーラムの様子をレポートします。

日本語を話せる学生は現地で大人気、一方で日本式の面接には苦戦も

 今回のフォーラムは、ベトナム有数の大学である貿易大学ハノイ校が会場。同校やハノイ工科大学、ハノイ外国語大学など現地の有名大学で日本語を学ぶ学生中心に、302人が来場しました。現地社員の募集を行う日本企業と日本の本社社員の募集を行う企業、それぞれの説明会や面接会を実施しました。

 ベトナムへ進出する日本企業が増えるなか、有名大学を卒業して日本語が得意な学生は現地社員として人気が高く、会場では学生に対して企業の担当者が積極的に声をかける場面が多く見られました。

 一方で、本社採用の面接を受けることになった学生は、日本式の面接への対応で苦労することが多かったようです。ベトナムには日本のような新卒一括採用の仕組みはなく、日本人の学生であれば準備しておく就活に関するノウハウや自己分析などがないまま、面接へ挑む学生がほとんどです。

 成績優秀で日本語が得意でも考えがまとまっておらず、選考通過は狭き門という結果になっている様子がうかがえました。

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