<内定へのステップ>【5】これで安心!就活のエキスパートが「今やるべきこと」を教えます

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<内定へのステップ>【5】これで安心!就活のエキスパートが「今やるべきこと」を教えます

 初めての就職活動、不安があるのは当然。内定獲得への道は一つではないとはいえ、「今、どんなことをしておくと安心かな?」と道しるべが欲しくなるものです。
 このコーナーでは毎月1回(原則)、“今の時期にやっておくべきこと、知っておいたほうがよいこと”を、企業で人事担当者として採用活動の経験があり、長年にわたって学生の皆さんに就職に関するアドバイスを続けてきたエキスパート・小室晃氏にうかがっていきます。

第5回

◆説明会の解禁まで2週間あまり。企業研究や情報収集で、企業のウェブサイトとにらめっこの毎日…という人も多いかもしれませんね。第5回は、企業選びのコツと、説明会参加を一層有意義なものにする方法について教えていただきます。
※前回の話はこちら
https://labo.nikkeihr.co.jp/contents/news/advice_ko_04_01/

【こだわる軸が見つけられないときには…】

●エントリーすべき数ってあるの?! 企業選びのコツ 1●

――前々回(第3回)、業界や職種選びについて解説していただきました。そこからどのように、エントリーする企業を選んでいけばよいでしょうか? また、何社くらいエントリーすべきか、目安はあるのでしょうか?

 企業を選ぶにあたっては、最初のうちは企業規模の大・小が判断材料になってしまいがちですが、企業のウェブサイトを見て、若手社員の声や企業文化・風土を読み取り、共感できるところをリストアップしていくとよいでしょう。ウェブサイト一つとっても、企業のカラーが出るものですよ。

 エントリー数については、業界をどの程度しぼるかにもよりますし、一概には言えません。業界を一つにしぼるのは、集中しやすいとも言えますが、リスクもあるので、私は幅広く複数の業界を考えておいたほうがよいと思います。

 また、数を意識するよりも、優先順位をつける、という意識で考えましょう。優先順位のつけ方もまずは「第一志望群」「第二志望群」のようにゆるやかに分け、説明会に参加し、そのなかで志望順位をつけていく、というのがよいのではないでしょうか。迷う企業もまずはエントリーし、説明会に参加しながら実際に選考を受けるか、判断していきましょう。

 ――よく「自分がこだわる軸を大切に」とも言いますが、うまく軸が見つけられない学生もいますよね。

 そのような場合は、逆説的に「働きたくない企業の条件」を考えてみましょう。「女性を大切にしない企業はいやだ」(→女性活用について積極的にアピールしている企業を探す)、「部署異動がない企業はいやだ」(→いろいろな部署を経験させてもらえる企業を探す)などです。働きたくない条件というと、一見ネガティブな考えにも思えますが、自分の軸を見つけ出すヒントになりますよ。
 
 はじめから完璧な企業選択の軸を固められないのは当然のこと。現実を知りながら軸を作り上げていく、という方法でよいと思います。

 ――OB・OG訪問も重要な判断材料になりますね。

 OB・OGには、ウェブサイトや説明会などの“オモテ”ルートでは確認しづらい、企業の実態を確認しましょう。企業の雰囲気や上司との関係、セクハラ・パワハラの有無まで、踏み込んでもいいと思います。
 
 それに、OB・OG訪問が生かせるのは企業選びの段階だけではありません。面接に進んだ際、「○○さんのこのお話が印象に残っている」など、訪問したOB・OGの名前を挙げながら話をすると、志望度の高さや行動力などをアピールでき、好印象です。ですので、OB・OG訪問後は話の内容などを必ず記録に残しておきましょう。

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