<内定へのステップ>【9】これで安心!就活のエキスパートが「今やるべきこと」を教えます

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<内定へのステップ>【9】これで安心!就活のエキスパートが「今やるべきこと」を教えます

 初めての就職活動、不安があるのは当然。内定獲得への道は一つではないとはいえ、「今、どんなことをしておくと安心かな?」と道しるべが欲しくなるものです。
 このコーナーでは毎月1回(原則)、“今の時期にやっておくべきこと、知っておいたほうがよいこと”を、企業で人事担当者として採用活動の経験があり、長年にわたって学生の皆さんに就職に関するアドバイスを続けてきたエキスパート・小室晃氏にうかがっていきます。

第9回 就活状況に合わせたアドバイス

◆就活スタートが遅れた学生さんから、実質的な内定に近づいている学生さんのケースまで、就活の状況が多岐にわたっているこの時期。今回は学生の皆さんの活動状況やよく受ける相談内容を踏まえて、小室さんにアドバイスをいただきます。忙しい毎日だと思いますが、自分の選考状況に合った内容を確認してみましょう。ひと呼吸入れて内容の見直しをすることも、内定獲得への近道となります。
※前回の話はこちら
https://labo.nikkeihr.co.jp/contents/news/advice_ko_08_01/

【最近の就活の動きは? 焦っている学生さんへアドバイス】

●既に役員面接も! 水面下での選考は真っ盛り●

 ――“就活は早くもヤマ場“という報道もされているようですが、具体的にはどのような動きが進んでいるのでしょうか?

 「当社が第一志望なら、次は役員面接です」――。最近相談を受けた学生さんの一人は、大学OBのリクルーターを通してトントン拍子にある企業の選考が進み、こう告げられたそうです。しかし、当の本人は他社も見極めながら進めたいと考えており、当惑している様子でした。

 このように「6月1日選考開始」の“経団連スケジュール”を待たずに、水面下では実質的な選考が進んでいるようです。

 また、企業からの“呼び出し”も多いものの、それが選考なのか、懇親目的なのかが曖昧で、不誠実だと感じる学生さんもいるようです。でも、学生さんからすると、呼び出しを断るのはなかなか難しいのが実情ですね。

 4月に入って、学校の授業にも出たいが出られていない、という悩みも聞きました。しかし、今進んでいる選考のスケジュールはどうしようもありませんから、「志望度に応じて後悔しないように……」とアドバイスをしています。

 その一方で、模擬面接で「自己紹介をしてください。」と質問すると、何を言えばいいのか分からずキョトンとしていたり、大学・学部名と名前だけを言って黙ってしまう学生さんもいて、心配になってしまいます。

●焦っている学生さんへ●

 ――「就活に出遅れた!」と焦っている学生へ、アドバイスをお願いします。

 実際に「今から就活を始めるのですが、どうすればいいでしょうか?」と相談を受けることもあり、「まずは働く自覚をもって!」というところを伝えています。やみくもに説明会に行ったり、エントリーをしたりする前に、「来年の春から働く」という自覚をいま一度確認してから、行動してください。この覚悟がないと、正社員を目指してする就活の土台の部分がしっかりせず、企業探しの軸も定まりにくくなってしまいます。

 そして、まずは就活サイトなどを利用して情報収集をしましょう。気になる業界や企業の選考スケジュールのチェックをしてください。エントリーシート(ES)の締め切り日が迫っている企業も増えています。

 ESや面接で頻出の「自己PR」や「学生時代に力を入れたこと」への回答はできますか? もしできなければ、自己分析をしてください。キャンパスライフを振り返って、「どのような目的をもって、学業やその他の活動に取り組んできたのか」や、「印象に残っている」あるいは「頑張ってきた」経験を書き出して、自分の行動特性を見つけ出してみましょう。文章の添削をしてもらうなど、学校のキャリアセンターも大いに利用するといいと思います。

 そのうえで、ESの提出を進めていきましょう。

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