人事担当者のホンネ フリービット永瀬仁吾さん(前半)「オワハラには気を遣いました」

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人事担当者のホンネ フリービット永瀬仁吾さん(前半)「オワハラには気を遣いました」
フリービットの人事チーム採用・育成リーダーの永瀬仁吾さん

 2016年春入社の採用活動はスケジュールの変更もあり、企業、学生ともに従来とは異なる対応が求められました。また「オワハラ」という言葉も誕生。内定者の獲得に苦労した企業もあったようです。16年春入社の採用活動を企業の人事担当者は、どのように感じたのか。ネットビジネス支援などを手掛けるフリービット(東京証券取引所マザーズ上場)のコミュニケーション推進部人事チーム採用・育成リーダーの永瀬仁吾さんに振り返っていただきました。2回に分けて紹介します(※後半は1月上旬に掲載予定)。

1人目の内定は3月

――16年春入社の採用スケジュールと内定状況を教えてください。

 弊社は新経済連盟(新経連)に加盟していることもあり、経団連のスケジュールとは別軸で採用活動を行いました。採用をスタートしたのは15年3月。就職情報サイトでのエントリー開始に合わせて始めて、サイトを使って母集団形成を図るとともに、人材紹介会社もあわせて活用しました。

 エントリーしてくれた学生向けに説明会を実施し、弊社に興味を持ったという学生にはその場でエントリーシート(ES)を記入・提出していただきました。その後、3~4回の面接と適性検査を経て、内定というのが全体の流れです。1人目の内定を出したのは3月でした。

 採用予定数20人(営業系15人、技術系5人)に対して約30人に内定を伝え、承諾者は15年9月時点で18人でした。辞退率が4~5割程度というのはIT企業では一般的ではないでしょうか。

――採用スケジュールの変更による影響はありましたか?

 8月までは入社の意思を明確にしない学生が多かったです。弊社では、大手企業の選考が始まる前の7月時点で、内定承諾者は5~6人でした。

一生懸命な学生は意思決定も早い

――意思決定が早い学生と遅い学生に、違いはありますか?

 学校による違いは、あまり感じられません。差があるとしたら、主観も入りますが、学生生活の中で一生懸命打ちこんだことがあり、将来なりたい姿を明確に持っている学生は、意思決定も早い印象を受けます。

 また、業界・企業研究をしっかり深くやっている学生は、早めの意思決定をしている気がします。迷うということは、内定先に関して決め手に欠ける不明な点があるということなので。

 一方、「8月まで続けたい」と言った学生は、ブランド志向もあるのではないかとみています。

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