人事担当者のホンネ フリービット永瀬仁吾さん(後半)「スカイプ面接は本の趣味が分かり面白い」

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人事担当者のホンネ フリービット永瀬仁吾さん(後半)「スカイプ面接は本の趣味が分かり面白い」
フリービットの人事チーム採用・育成リーダーの永瀬仁吾さん

 2016年春入社の採用活動はスケジュールの変更もあり、企業、学生ともに従来とは異なる対応が求められました。また「オワハラ」という言葉も誕生。内定者の獲得に苦労した企業もあったようです。16年春入社の採用活動を企業の人事担当者は、どのように感じたのか。ネットビジネス支援などを手掛けるフリービット(東京証券取引所マザーズ上場)のコミュニケーション推進部人事チーム採用・育成リーダーの永瀬仁吾さんに振り返っていただきました。2回に分けた「後半」の話を紹介します。
※前半の話はこちら https://labo.nikkeihr.co.jp/contents/news/jobmessage201512_01/

学生の話がずれていると感じたことも

――面接において学生が良かれと思って話している内容が、採用担当者から見るとずれていると感じたことはありますか?

 ありますね。面接では学生生活の経験談を聞いていきます。例えば、部活などチームで活動した話をするときに、採用担当者としてはチーム内でその学生が何をしたのか、どう思ってどのように行動をしたのかを聞きたいのです。しかし、話す内容が「チームとして○○の成果だった」という部分ばかりに焦点をあてて話す学生は、ずれていると感じます。

――そのようなときは、どうするのですか?

 質問を重ねて、なんとかその学生自身のエピソードを聞きだそうとするのですが、こちらが聞きたいことが最後まで出てこない方はいますね。チームの結果自体はすごいのかもしれませんが、企業からすると学生自身を把握できないので、選考通過は難しいです。

 あまり就活がうまくいってなさそうな学生は、自分以外の話を一生懸命に話す傾向にあるような印象を受けます。

やり続けた経験があるかが重要

――採用選考の様子などをネット上に書く学生もいますが、そういった情報流出への対応は?

 こちらではコントロールしきれないと思い、あまり目を光らせてはいませんでした。説明会で「ネットには書かないで」と伝える企業もあるようですが、情報を操作しようとしていると学生に思われそうなので、弊社では言いませんでした。

 ただ内容によっては、会社の重要な情報なので公開しないよう前置きをしてから伝えるものもあります。

――採用するときの評価軸は?

 弊社では技術職、営業職ともに「継続して何か物事に取り組む力があるか」ということです。自分で「これをやろう」と決めて始めたことを、ある程度成果が出るまで努力して、やり続けた経験があるかどうかを見ています。

 また、何かに取り組んだり行動したときに、目的意識を持っているかも確認しています。「なぜそれに取り組んだのか?」という質問に対して、根拠を持っているかということです。

 営業系を志望する学生の場合は、コミュニケーション能力や初対面の印象は大事だと思います。人に会った時に、拒否するような雰囲気を持っていないか、社会人としての身だしなみに気を配っているかなどです。過去には、身だしなみがひどすぎるという理由で不合格とさせていただいた学生もいます。

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