社員の本音から企業の“ホント”が見える? 口コミサイト 「Vorkers」に聞いた就活への役立て方①

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社員の本音から企業の“ホント”が見える? 口コミサイト 「Vorkers」に聞いた就活への役立て方①

 「社内の雰囲気など働いている人の本音を知りたいが、なかなか分からない……」。そんな悩みを持つ就活生もいるでしょう。企業研究のやり方には企業セミナーに参加したり、OB・OGを訪問したりなど様々ありますが、現役社員などが自社について書き込む口コミ情報サイトを使うのも1つの手です。

 「Vorkers」は約210万人の登録者がいる口コミサイト。登録ユーザーの約7割は社会人が占めており、転職活動などに使われることが多いですが、学生の企業選び・企業研究にも役立ちます。サイトを運営するヴォーカーズで広報を担当する恵川理加さんに、就活生に向けたオススメの活用法や毎年発表している「働きがいのある企業ランキング」などについて話を聞きました。2回に分けて紹介します。

◆人材の流動性が高い企業は、働きがいのある企業?

 ――2018年1月に貴社の口コミサイトの総合評価を集計した「働きがいのある企業ランキング2018」を発表しました。どんな企業がランクインしていますか?

 1位はセールスフォース・ドットコム(評価点4.71)、2位はサントリーホールディングス(同4.66)、3位はプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G、同4.47)でした。トップ10は以下の通りです。

4位  伊藤忠商事(同4.40)
5位  三井物産(同4.39)
6位  リンクアンドモチベーション(同4.38)
7位  プルデンシャル生命保険(同4.38)
8位  三菱商事(同4.38)
9位  旭化成(同4.33)
10位 リクルートホールディングス(同4.31)
※各順位は小数点第5位までの集計結果。

 10位までを見ると、総合商社が3社ランクイン。なかでも伊藤忠商事は、僅差ですが財閥系2社を押さえて4位に入りました。同社は朝型勤務を導入するなど働き方改革を進めており、そのことが評価につながったのだと思います。当社のサイトでは50位まで公表していますので、興味のある方はご覧ください。

※「働きがいのある企業ランキング2018」(1~50位)。過去のランキングも見ることができます。
https://www.vorkers.com/award/

 ――ランキングは14年からスタートして今回で5回目。ランクインする企業に共通することはありますか? 就活生にとって「働きがいがある企業」の共通点は気になります。

 外資系企業や外資・日系を問わず“卒業文化”があるような人材の流動性が高い企業が多くランクインしています。元リクルートや元ボスコン(ボストンコンサルティンググループ)など「元○○社」にブランド価値があるような企業が多いです。

 また、毎年の傾向として製薬会社も見られます。MR職(医薬情報担当者)など自分の裁量で働くことができるため社員の働きやすさ、女性を含めて長く働ける環境があるという点が評価につながっているのではないでしょうか。

 ――人材の流動性が高い企業は「働きがいがある」ということですか?

 働きがいの価値観は人それぞれですが、「元○○社」のブランドがある企業は、社員がその会社をステップにして次に進むという特徴があります。退職者は会社が嫌で辞めるというよりは、「この会社で成長させてもらった」「自分はここまで成長したから次の会社に行く」というマインドを持っているため、退職した方の口コミも高い評価の傾向があり、全体として点数が高くなります。

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