内定学生の就活日記【2】「『お酒は何を飲むの?』の質問は内々定の合図?」

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内定学生の就活日記【2】「『お酒は何を飲むの?』の質問は内々定の合図?」

 多くの学生が初めて体験する就職活動。参考になるのが先輩たちの活動体験談です。2016年春入社に向けて就活をした先輩たちは、どのようなことに取り組んで、内定を獲得したのか。先輩たちに自分の就活を日記風に振り返っていただきました。長期にわたる活動ではやる気が上がったり、落ち込んだり、学業との兼ね合いから非常に忙しかったりなど様々なことがあったようです。
 では「内定学生の就活日記」の2回目、T.Iさん(私立大学・文系・男子)の日記を見てみましょう!

【T.Iさんの就活データ】

●志望業界
当初:商社、銀行、マスコミ、独立行政法人
入社予定:石油

●エントリー:96社
●セミナー・説明会参加:66社
●エントリーシート・履歴書提出:31社
●OB・OG訪問人数:20人
●筆記・Web試験受検:10社
●面接:13社
●内定:5社

◆大学4年の8~9月「就活? 3月から始めればいいか!」

 大学3年の秋から4年の夏まで米国の大学へ留学。7月末に帰国した。
 この時期はアルバイトが忙しく、就活に関しては何にも考えていなかった。エントリーが開始される来年3月から始めればいいか!

 自分が入社する2016年採用のスケジュールは、前年までの「12月エントリー開始、4月面接開始」から「3月エントリー開始、8月面接開始」に変わった。前年までのスケジュールで就活が進んでいたら、今の時期には準備に取り組まなくてはならず、個人的にはスケジュールが後ろ倒しになってよかった。

◆10~11月「OB訪問でこてんぱに。コンサルの面接でフェルミ推定って何?」

 父親から「就活は取り組んでいる? 行きたい業界は?」と聞かれ、やや心配しているそう。また、大学の友人たちはインターンシップに参加するなど活動を始めており、自分も少しは取り組んだほうがいいのかな。とりあえず、何となく興味があった商社の社員を紹介してもらい、会いに行った。

 商社の方は50歳代くらいで、役職も高い。「どんな業界に行きたいと思っているの?」「どんな仕事をしたいと考えている?」など様々な質問をされたが全く答えられず、こてんぱにされ、気持ちが落ち込む。

 また、外資系コンサルタントの選考が始まっていたため、試しに受けてみようと、5~10社ほどにエントリーシート(ES)を提出。ESが通過し、面接や筆記試験を受けたが全然通過しない。フェルミ推定って何? 企業の方と話してみて、自分には合わない業界ということも分かった。

◆12~1月「就活のやる気がトーンダウン」

 11月のOB訪問で全く受け答えができなかったことや、外資系コンサルタントの選考が通過しなかったこともあり、就活へのやる気が一気にトーンダウン。

 実力が通じないことが分かり、就活は大丈夫かとやや不安になる。しかし、この頃はまだ楽観的なところもあり、日本では就職をせず、海外に行って働いてもいいかなとも考えていた。3歳上の姉が取り組んでいた就活を思い出し、ほんとうに辛そうだったので、自分はあんなふうにはやりたくないな……。

 就活以外では、アルバイトは短期のものを選び、学業は留学の単位が正規単位に振り替えられたので、週に1回、研究室に顔を出す程度。友人たちとの遊びが生活の中心だった。

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