内定学生の就活日記【3】「本当に行きたいのは1社のみ、リスク高い就活を成功に」

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内定学生の就活日記【3】「本当に行きたいのは1社のみ、リスク高い就活を成功に」

 多くの学生が初めて体験する就職活動。参考になるのが先輩たちの活動体験談です。2016年春入社に向けて就活をした先輩たちは、どのようなことに取り組んで、内定を獲得したのか。先輩たちに自分の就活を日記風に振り返っていただきました。長期にわたる活動ではやる気が上がったり、落ち込んだり、学業との兼ね合いから非常に忙しかったりなど様々なことがあったようです。
 では「内定学生の就活日記」の3回目、K.Wさん(国立大学大学院・理系・男子)の日記を見てみましょう!

【K.Wさんの就活データ】

●志望業界
当初:官公庁、総合商社
入社予定:食品

●エントリー:8社
●セミナー・説明会参加:5社
●エントリーシート・履歴書提出:4社
●OB・OG訪問人数:5人
●筆記・Web試験受検:4社
●面接:2社
●内定:1社

◆大学院1年の6月「4つの軸でインターンシップ先を選択」

 インターンシップのエントリーが開始。エントリー先は「優秀な学生が集まっているか」「自分が成長できそうか」「内容が面白そうか」「待遇(交通費など)は良いか」の4つの軸で選択。Webサイト「外資就活ドットコム」のインターンシップ情報などをチェックし、最終的に夏・冬・春季に計12社に参加した。

 学部3年の夏には大学院へ進学しようと決めていた。当時、大学院生は研究が忙しくて、就活に十分な時間は掛けられないだろうと考え、20社ぐらい企業説明会・セミナーに参加した経験があった。就活は社会人生活の第一歩目を決める大事なイベントであるため、早い時期から全力でやらなくては駄目だと思っていた。

 そんな3年次の経験から、インターンシップは1日だけ開催される「1Day(ワンデー)」には応募せず、5日間ぐらいのプログラムを中心にエントリー。1Dayは企業説明会と変わらず、行っても仕方がない。

◆7~9月「内定先のA社のインターンシップに参加」

 インターンシップの選考や実際のインターンプログラムが始まった。7月は月の半分くらい、8~9月は全ての週がインターンシップの活動で埋まっていた。生活の忙しさは「10(最高値)」。学業面では毎週、ゼミはあったものの、研究室からは夏休みをもらったため、この数値はインターンシップのみ。

 夏のインターンシップで印象に残っているのは、最終的に入社することになる食品A社。この時期は、まだ志望度が低かったが、学部生で入社した友人から「いい会社」ということ聞き、「何がいいのだろうか?」という興味から応募した。

 A社のインターンシップは5日間で、学生5~6人のチームごとに市場戦略を立案し、最終日にプレゼンテーションをする。一般的なプログラムであるが、他社と異なっていたのは業務を18時に終えて完全撤収するというスタンス。他社のインターンシップは、徹夜をしてでもプレゼン資料を作成したりすることが多いが、A社は時間を掛けてできるのは当たり前で、与えられた時間内でいかにパフォーマンスを発揮するかが大切という考え方で、新鮮だった。また、チームの担当者としてアドバイスをくれた30歳くらいの社員が、真摯に学生と向き合ってくれており、好印象。

 一方、就活当初は自分の専攻を生かせそうといった理由から経済産業省や環境省も視野に入れていた。しかし、この頃には志望から外した。実際に働いている職員から話を聞いたり、自分で調べてみると、激務である上に年収が低く、学閥があったりなど自分が思っていた働き方とは違うと結論づけた。

◆10~11月「就活のやる気、一時的にダウン」

 10月はインターンシップが1社しかなく、就活のやる気も一時的にダウン。11月は隔週で1カ月間のインターンシップに参加した。その企業は、チームごとに課題をまとめる内容で、メンバーは平日に集まったり、「スカイプ」で連絡を取り合ったりしなくてはならず、けっこう大変だった。

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