内定学生の就活日記【7】「国家公務員に内定! 民間企業の選考と勉強を両立させて成功に」

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内定学生の就活日記【7】「国家公務員に内定! 民間企業の選考と勉強を両立させて成功に」

 多くの学生が初めて体験する就職活動。参考になるのが先輩たちの活動体験談です。2016年春入社に向けて就活をした先輩たちは、どのようなことに取り組んで、内定を獲得したのか。先輩たちに自分の就活を日記風に振り返っていただきました。長期にわたる活動ではやる気が上がったり、落ち込んだり、学業との兼ね合いから非常に忙しかったりなど様々なことがあったようです。
 17年入社の就活は16年入社とスケジュールが若干異なりますが、どのように就活を進めれば内定を獲得できるのか、ES・面接対策やモチベーションの保ち方など学べることは数多くあります。
 では「内定学生の就活日記」の7回目、国家公務員に内定したE.Kさん(私立大学・理系・女子)の日記を見てみましょう!

【E.Kさんの就活データ】

●志望業界
当初:公務員、IT(SE職)
入社予定:国家公務員

●エントリー:5社
●セミナー・説明会参加:6社
●エントリーシート・履歴書提出:5社
●OB・OG訪問人数:0人
●筆記・Web試験受検:4社
●面接:5社
●内定:3社
※いずれも民間企業のみの数字

◆大学3年の6~7月「インターンの合説で、官庁の仕事に“ガツン”」

 行きたい業界は特になかったが、自分は理系だし、それなりに授業も取っていたので、「就活もまあ大丈夫だろう」と思っていた。そんなとき、偶然に参加したインターンシップの合同企業説明会で、ある官庁の話を聞いた。心に“ガツン”と来たのは「官庁の仕事は理系も文系も関係なく、幅広い知識があればあるほどいい」という言葉。

 自分は理系であるが、専攻がはっきりしていない。3年生までは物理も化学も生物も履修でき、4年生の研究室で多少特徴が分かれてくる。専攻が定まっているわけでもないので、どうしようと思っていた。広く、浅く勉強していることが自分の強みであり、悩みでもあった。ただ、その言葉を聞いて「あ、ここなら自分を生かせそう。こんな職場があるのか!」。

 公務員になるには筆記試験を突破しなくてはならないが、筆記試験対策は、勉強すればいいだけのこと。今から頑張ろう! 早速、公務員対策予備校に7月から通いだした。

◆8~9月「旅行など夏休みらしく過ごす」

 この時期は、旅行や勉強など学生の夏休みらしく過ごしていた。旅行は結構好きで、海外と国内の3カ所ぐらいに行った。大学では1週間ぐらいの集中授業を履修。

 また、官庁の長期インターンシップ(3カ月)の募集を知り、応募した。選考を突破でき、インターンに行けることになり「わーい!」。就活へのやる気が少し出た。

◆10~12月「3カ月間の公務員のインターン。企業研究&OB・OG訪問兼ねる」

 10~12月の3カ月間は、週1回、9~18時まで官庁のインターンシップに参加。実際のオフィスで海外の記事を翻訳したり、データを集計したりなどの業務に取り組む。「へー、『エクセル』ってこんな関数があるんだ!」と新たな発見も。その官庁のインターンシップ生が集まって、政策を考えるというプログラムもあった。インターン生は60人くらいいて、「結構いるなー」との印象。

 職員の方に公務員の仕事について、「どの時期が忙しいのですか?」「異動はどのように?」「留学制度はどんな国に?」など質問。企業研究&OB・OG訪問を兼ねた。インターン生である自分が18時で帰るとき、職員の方に「まだ仕事ですか?」と聞くと、「あと3時間ぐらいはかかるかな」との返事。そこは予想通りで、やはり仕事は忙しそうだ。

 インターンを通じて、国家公務員の仕事で魅力的と感じたことは、いろいろな機関や施設などに呼ばれて、最先端の分野に触れられること。他人が知らないことを、自分だけ知れるのはカッコイイと思う性格なので。

 大学は週に5コマ履修。ゼミや実験は面白い。例えば、構内に来たトラックの排ガスを袋にとって、実験室に持ち帰って分析する「環境分析化学」や、かき氷のメロンシロップを分析するという実験もあった(笑)。それはのちのち就活において、話すネタになるな思えば苦ではなかった。

 ただ、毎週1本ぐらいずつ、レポート提出があった。しかも、1度目の提出では教授に受け取ってもらえず、指摘を受けた個所を書き直して、3回目ぐらい出してやっと受け取ってもらえる感じ。どんどんたまっていき、「あーツライ……」。

◆1~2月「企業セミナーのほか、対策講座・イベントに参加」

 合同企業説明会や人材サービス会社が開催する就活対策イベントに参加。この頃は、さすがに公務員1本だと親が心配な様子だったので、民間企業も視野に入れていた。公務員試験の勉強が忙しくなる3月末までに、民間企業で1社内々定を獲得しておきたかった。

 就活生向けイベント「スーツの着こなし説明会」「面接の練習会」「グループディスカッション(GD)対策講座」「メークのやり方」などに参加。企業の個別セミナーへの参加社数は、ここの企業の面接を受けたいなという企業のみだったので6社。保険営業のベンチャー企業やコンサルタント、大手グループのシステム会社などだ。

 1月末にリクルートスーツを購入。秋の官庁のインターンシップのときは、入学式のときに買ってもらったスーツで行ったが、ブカブカだったので「嫌だな―」と思っていた。大学入学の直前、親とスーツを買いに行くと、「スーツは大きめのほうがいい」と言われ、私は「もう身長は伸びないんだけど」って言ったのに、結局ブカブカスーツを買うはめに……(苦笑)。そのときの不満もあって、今回は「夏の就活は汗をかくから」と言って、3着ぐらい買ってもらった。

 2月に入り、新卒紹介会社からの紹介で面接を受けた。教育系のコンテンツを開発・販売している会社で、職種はSE。学生3人に対して、企業2人の集団面接。初めての面接だったが、フランクな雰囲気で、それほど緊張もしなかった。教育に興味があり、SEにも関心があったので、ここはぴったりな会社だなと。

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