内定学生の就活日記【8】「銀行に内定! 最終面接で落ち込み、帰り道はキツかった・・・」

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内定学生の就活日記【8】「銀行に内定! 最終面接で落ち込み、帰り道はキツかった・・・」

 多くの学生が初めて体験する就職活動。参考になるのが先輩たちの活動体験談です。2016年春入社に向けて就活をした先輩たちは、どのようなことに取り組んで、内定を獲得したのか。先輩たちに自分の就活を日記風に振り返っていただきました。長期にわたる活動ではやる気が上がったり、落ち込んだり、学業との兼ね合いから非常に忙しかったりなど様々なことがあったようです。
 17年入社の就活は16年入社とスケジュールが若干異なりますが、どのように就活を進めれば内定を獲得できるのか、ES・面接対策やモチベーションの保ち方など学べることは数多くあります。
 では「内定学生の就活日記」の8回目、銀行に内定したS.Kさん(私立大学・文系・女子)の日記を見てみましょう!

【S.Kさんの就活データ】

●志望業界
当初:金融、コンサルタント
入社予定:銀行

●エントリー:35社
●セミナー・説明会参加:20社
●エントリーシート・履歴書提出:30社
●OB・OG訪問人数:2人
●筆記・Web試験受検:20社
●面接:18社
●内定:3社

◆大学3年6~12月「厳しいゼミのため、就活ができない……」

 厳しいゼミに入っていたため、夏季インターンシップにはほとんど行けなかった。1日だけの「ワンデー」に2~3社参加したのみ。就活へのやる気がないというより、夏休みを含めてゼミ活動が忙しく、就活への意識が向けられなかったのが実情。

 ゼミでは、産学連携で企業の方と一緒に商品企画をしたり、学会への論文制作・提出などをしたりした。論文は12月の提出に向けて数人でグループを組み、毎日夕方以降に集まっては打ち合わせ。ゼミの授業は週1回であるが、それだけだと論文制作が到底間に合わない。また、個人で書くのであれば自分の時間を融通できるが、グループ作業なので、時間のやりくりが大変だった。

 3年生になる前のゼミを選ぶ時、「せっかく大学に入学したのだから、一生に一度くらいは本気で勉強しよう」と考えて、このゼミを選んだ。ただ、ゼミのスタンスとして、就活を理由に授業を休むことは認められない。就活への考慮が難しく、ゼミと就活の両立ができない。大学時代に、学業に励むことは大事だと思うが、それ以上に就職活動も大切。だったら就活に集中しようと考え、3月(実質的には12月)にゼミを辞めた。

◆1~2月「面接での受け答えのコツが分かった!」

 ゼミがなくなったこともあり、時間的な余裕ができた。ただ、志望業界が全く決まっておらず、筆記試験対策、業界・企業研究なども手がついていない。

 そんな中、1月にITコンサルタントの冬季インターンシップに参加した。エントリーシート(ES)を提出し、面接(2回)を受けて、参加できることに。

 インターンのプログラムは、「金融システムをどのように導入すればいいか」というもの。グループ数人で分厚い資料を読み込んで、論理的に考えていく。すごく大変だったが、コンサルタントの実際の業務に近く、仕事への理解が進んだ。

 また、面接での受け答えのコツが分かったのもこの頃。コンサルのインターンは、運良くESや面接が合格できたが、面接で自分が伝えたいことと、企業が聞きたいことがズレているような気がしていた。

 面接では、学生時代に頑張ってきたこととして、「学会の論文」について伝えていた。その際、論文の内容について詳しく説明していたが、企業はそんなことよりも、「他の学生とそのように進めてきたのか」「学会に提出してどんな賞を受賞したのか」などを知りたいのではないか。

 面接担当者の気持ちを考えると、1日に何十人もの学生の話を聞いており、せっかくなら面白い話を聞きたいはず。他の学生があまりやってなさそうな秘書のアルバイトのネタのほうが、相手が聞きたいことなのではないか? 相手の反応を見ながら、相手が何を求めているか考えるようになった。

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