留学生の就職活動【7】大学の就職支援 立教大学(1)

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留学生の就職活動【7】大学の就職支援 立教大学(1)

 政府の「留学生30万人計画」などを背景に、海外から日本の大学などへ留学する外国人が増加しており、卒業後は日本で働きたいと希望する留学生も多数います。そんな外国人留学生は、どのように就職活動に取り組んでいるのでしょうか。識者へのインタビューや大学の就職支援の実例を紹介します。

 今回は、立教大学の就職支援の取り組みについてです。同大学は2024年の創立150周年に向けて国際化をより推進しており、「Rikkyo Global 24」を14年5月に公表しました。これは「自ら考え、行動し、世界とともに生きる新しいグローバルリーダー」を育成し、国際社会に貢献できる大学を目指す国際化ビジョンを実現するための24のプロジェクトの総称です。

 外国人留学生の受け入れの拡大も1つの目標として掲げており、在籍する外国人留学生を増加させること、日本語および日本に関する科目の充実などを具体的な施策として挙げています。今回、お話しいただいたのは、キャリアセンターの市川珠美課長と林良知さんです。

全学的に外国人留学生の受け入れを強化

――海外からの留学生数などについて教えてください。

 本学は17年4月現在、学部生約2万人、大学院生は約1200人が在籍しており、そのうち外国人留学生は861人(前年比+133人、2017年5月現在)です。内訳は4年間学ぶ正規留学生が680人、いわゆる交換留学生で1年間程度学ぶ特別外国人留学生は181人です。

 国籍別では中国が最も多く、次いで韓国が続きます。留学生のうち約7割は、中国と韓国の出身者です。

――留学生数の傾向は?

 留学生数は全学的に毎年増加しています。正規留学生の増加に加え、海外の協定大学からの特別外国人留学生の増加も顕著になっています。

 正規留学生の入学定員数はこれまで「若干名」としてきましたが、各学部がで定員数を明確にしたことで志願者数も増えており、結果、入学者も増えています。

 以前は、卒業後は母国に戻って、留学したことをキャリアに活躍される学生が多かったのですが、最近は日本で就職することも大きな目的になっています。キャリアセンターでは、外国人留学生の出口(卒業後)対策が大きな課題となっています。

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