外国人留学生の就活リポート【2】Bさん(大学院1年生10~3月活動編)

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外国人留学生の就活リポート【2】Bさん(大学院1年生10~3月活動編)

 海外から日本の大学へ留学し、卒業後に日本の企業で働くことを目指して就職活動をする留学生たち。母国とは異なる就活に対して、戸惑うことなどもあるようです。2018年入社に向けて留学生たちはどのように就活に取り組んでいるのでしょうか。話を聞きました。

 第2回は中国出身のBさん。取材をした2017年3月は就活中であったため、その時点までの活動状況について教えていただきました。

☆Bさん(女性)のプロフィール

◎中国出身。高校卒業後の2010年9月に来日し、日本語学校で1年半勉強する。2012年4月に日本の大学(国立大学・文系)に入学し、2016年4月に現在の大学院(私立大学大学院・文系)に進学した。取材時は大学院1年生。

◎志望業界:メーカー(食品、鉄鋼、電機など)、大学職員、商社など。

◎日本で働きたい主な理由:
1.日本人の仕事への態度や責任感に感心し、自分もその一員として働きたいと感じたため。
2.日本での生活が長く、両親も日本で暮らしているため。中国より日本のほうが住みやすいと感じたことも理由。

☆取り組み状況

◆就活を意識して開始したのは……大学院1年生の10月中旬頃

 2016年10月中旬頃に、企業の就職イベントに参加して、活動を開始しました。学部の4年生のときは就活を全くやらなかったので、このときが初めての就活でした。

 参加した就活イベントは、「就活を体験してみよう」という内容。面接やグループディスカッション(GD)などを体験してみましたが、ほとんどできませんでした。

 夏休みに企業がインターンシップを行っていることは、全く知りませんでした。友人と話をしていて、「えっ、インターンシップはもうやっているの……?」という状態でした。

◆10~12月頃に取り組んだこと……志望先が漠然としていたため、幅広く業界・企業を見ていた

 大学のキャリアセンターが主催するセミナーに参加。日本人向けと留学生向けに分けて行っているので、主に留学生向けのセミナーに参加していました。このころは就活マナーや自己分析、業界・企業研究など基本的な内容が中心でした。

 学外の講座にも行きました。11月中旬に初めての合同企業説明会に参加して、6社ほど話を聞きました。この時期は、とにかく幅広く業界・企業を見ることを心がけていました。というのも、自分の中で志望先が漠然としており、どこを見ればいいのか分からない状態。そんなとき参加した就活イベントの講師の方から、「今の時期は業界・企業を狭めずに、なるべく多く見たほうがいい」とアドバイスされました。

 結局、20業界くらいは見ました。ホームページで企業を見て、少しでも興味があったら、企業説明会に行ったりしていたので、この時期は忙しかったです。

◆1~2月頃に取り組んだこと……ESの完成を目指す

 授業の一環で、2月の約3週間は海外実習が決まっていました。そのため1月中にエントリーシート(ES)を完成させようと、学外の講師の方に何度も添削をしてもらいました。

 また、大学のOB・OGの方が大学に来てくれて、仕事の話をしてくれました。食品や精密機械の社員の話は興味深かったです。

◆3月に取り組んだこと……90社にプレエントリー、約20社の説明会に参加

 3月に入り、就職情報サイトがオープンし、90社くらいプレエントリーしました。合同企業説明会には3回くらい参加して、企業説明会・セミナーにも参加。大学職員募集の説明会も含めると15~20社くらいは参加しました。

 ただ、企業説明会・セミナーに参加するための抽選に落ちてしまった企業もあり、不安になります。自己PRや志望動機をブラッシュアップして、ESを完成形に近づけるという作業もしています。

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