2017年度の就活はどう動けばうまく行くのか?【3】

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2017年度の就活はどう動けばうまく行くのか?【3】

 企業の採用活動は、3月1日開始の「広報活動」と6月1日開始の「選考活動」にわかれている。「広報活動」で開始されるものは、説明会、エントリーシート、Webテストやテストセンター。「選考活動」で開始されるものは、面接、ペーパーテストである。
就活生は、6月1日の前後をどう動けば良いのかを解説する。
 (文/就職問題研究会)

2016年6月1日に「選考活動」が開始!

 6月1日になると、経団連の指針を守っている企業では、「選考活動」が開始になる。選考活動で解禁になるのが、面接とペーパーテストだ。採用活動のうち、学生にとって場所や時間の拘束を伴う活動に当たる。学業の妨げをしないため、遅くに解禁することになっている。

 とにかく、大手企業を中心に、6月1日からしばらくの間は面接が集中する。面接をしたその日の夜に、次の面接の日程や内々定の連絡が来ることもあるが、数日後に連絡が来ることもある。

面接が重なったらどうするか?

 6月1日以降は、複数の企業で面接日が重なることがある。そうした場合は、どちらかの企業の面接日をずらしてもらうか、面接を断らなければならない。

 自分にとってどの企業の優先度が高いかを事前に整理しておくとよいだろう。

 面接日をずらしてもらう場合は、なるべく早く連絡すべきだ。その際は、正直に「他の企業の面接が重なっていて・・・」と言っても良いが、「大学のゼミ(授業)でどうしても出なければならないものがあるため・・・単位を取るために必要な出席で・・・」といったように学業を理由にするのも手かもしれない。

ペーパーテストへの備えをしよう!

 注意しなければならないのは、すでにWebテストを受けさせていた企業も、6月1日以降に再度、ペーパーテストを実施するケースがあることだ。

 Webテストは自宅のPCで受検するので、本人確認が徹底できない。そのため、再度、同様の内容をペーパーテストで受検させるのだ。事前の告知なしで、最終面接の当日、いきなりペーパーテストが実施されることもある。学生は油断せずに、問題集を見直すなどして、実力を発揮できる準備を怠らないことだ。

 Webテストをきちんと受けていなかった学生は、5月半ばから後半にかけて、一生懸命、問題集に取り組んでほしい。いくら面接の受け答えが良くても、テストの結果が悪ければ、内々定は難しい。

最終面接で軒並み落ちてしまったら

 「6月からの面接で軒並み落ちて、持ち駒(受けられる企業)をすべてなくしてしまった……」ということも、もちろんあり得る。しかし、それほど心配することはないだろう。企業は7月以降も採用活動を続ける。6月中~下旬頃から、二次募集の日程が発表されるはずだ。気を取り直して、積極的にエントリーをし直してほしい。



 <プロフィール>
外資系人事コンサルティングファームのコンサルタント、メーカーの人事担当者、人材情報系のライターなど、複数のメンバーで構成。
ブログ→http://syusyokumondai.blog.fc2.com/

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