2018年度の就活はどうなるのか?【1】

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2018年度の就活はどうなるのか?【1】

 2016年6月1日になり、大学3年生・修士1年生を対象にした夏のインターンシップの募集が開始された。2018年度の採用日程はどうなるのか、そして、どう動くべきかについて解説する。
(文/就職問題研究会)

2016年6月1日に「選考活動」が開始!

 2017年度入社を目指す大学4年生・修士2年生は、2016年6月1日から企業の「採用活動」が開始され、面接で大忙しだ。これから内々定が出て、2017年度の就活は山を越えることになる。

 その一方で、大学3年生などを対象にした夏のインターンシップの募集が6月1日から、「リクナビ」「マイナビ」などで始まっている。2018年度の就活は動き出したのだ。

2018年度の採用日程は決まっていない!?

 実は、大学3年生がびっくりするような事実がある。

 「君たちが挑む2018年度の就活では、企業はいつから広報活動(説明会、ES提出、Webテストなど)を開始するのか、いつから選考活動(面接など)を開始するのかが決まっていない」ということだ。

 もともと、3年前の2015年度の就活までは、3年生の12月に広報活動が開始され、4年生の4月に選考活動が開始されていた。

この2年間、採用日程は動き続けている!

 ところが、「学生の負担を減らすために、採用スケジュールを変更しよう」と考えた安倍総理の要請により、2016年度の就活は3年生の3月に広報活動の開始、4年生の8月に選考活動の開始となった。これが大失敗で、企業と学生の双方に混乱と疲弊をもたらした。かえって採用は長期化し、内定辞退も大量に発生してしまった。

 そこで、2017年度の就活では、選考活動の開始を2カ月早めるという修正を加え、3年生の3月に広報活動の開始、4年生の6月に選考活動の開始となった。今のところ、前年度ほどの大きな混乱はない。

 しかし、2017年度の日程も問題をはらんでいる。前期の授業は就活が忙しくて、ほとんど出られない。理系学部では、4年生の実習期間が使えない。卒論のための実験・調査ができない。教育実習や公務員試験と重なることが多いのも問題だ。

 すでに、それらを問題視している声もある。「2015年度の就活のように、12月に広報活動の開始、4月に選考活動の開始に戻してくれ」という声も相当にある。

 これから就活に挑む3年生たちは、このように採用日程が再度、変更になる可能性があることを頭に入れておくべきだ。

 とはいえ、2017年度の就活と同じく、2018年度の就活も、3月に広報活動の開始、6月に選考活動の開始となる可能性が一番高いことも事実ではある。2017年度と同じ日程の可能性が8~9割、2015年度の日程に戻る可能性が1~2割くらいに考えておくとよいだろう。

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