2018年度の就活はどうなるのか?【2】

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2018年度の就活はどうなるのか?【2】

 2016年も8月になった。今、大学3年生は夏のインターンシップに参加するために、忙しい日々を送っているだろう。さて今回も、2018年度の就活(2018年4月入社の学生の就活)がどう進むか、どうすれば就活が成功するかについて解説する。
(文/就職問題研究会)

大学4年生の採用(2017年度の採用)はまずまず成功

 2016年8月の時点で、大学4年生の就活(2017年度の就活)は大きな混乱はなく進んでいる。同年6月1日に「選考活動」が開始になり、企業はようやく面接をおおっぴらにできるようになった。そして、6月中旬くらいには内々定が多数出た。その後、大量に内々定辞退者が発生するようなことにはなっていない。

 2017年度の日程(3月広報開始、6月選考開始)での採用活動は、まずまず成功したと言えるだろう。報道などでも、特に問題点を指摘している声はほとんどない。

 今の大学3年生の採用(2018年度の採用)も、大学4年生の採用(2017年度の採用)と同じ日程(3月広報開始、6月選考開始)になると考えて、ほぼ間違いないだろう。

 ということは、今の大学4年生の採用活動の特徴をとらえれば、大学3年生は就活を有利に進めることができる。

ES(エントリーシート)、Webテストやテストセンターの期間が集中!

 大学4年生の採用(2017年度の採用)の大きな特徴は、3月1日の広報開始からES(エントリーシート)、Webテストやテストセンターを開始する企業が増えたことだ。

 2016年度では広報開始(3月1日)の1、2カ月後くらいからES、Webテストやテストセンターを開始する企業が多かったが、2017年度ではたいていの企業が3月1日の広報開始のタイミングから開始した。これは選考開始が2カ月前倒しになったことに対応しての企業の動きと言える。

 選考開始が2カ月前倒しになったと言うことは、広報期間が2カ月短くなったということだ。8月に選考開始だった2016年度は、3月1日から7月中旬くらいまでの約4.5カ月間でさまざまな企業が、ES、Webテストやテストセンターを実施した。ところが、2017年度は3月1日から4月末くらいまでの約2カ月間がその期間になった。つまり、企業のESとテストの期間がこの2カ月間に集中してしまったのだ。

 仮に100社にエントリーしようとすると、2016年度の2分の1以下の期間で100社分のES作成とテスト受検をしなければならなかったことになる。この負荷は非常に大きいものだった。昼間は数社の説明会に行き、夜は数社のES作成やWebテスト受検をするという生活を続けなければいけない。時間はいくらあっても足りない。ES対策やテスト対策は3月になってからやろうと思っていた学生は非常に苦労をした。

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